近年、会計監査に対する期待、重要性は益々高まり、その社会的責任も飛躍的に増大しております。

企業の経済活動はグローバルに複雑化し、その活動を反映した会計情報もまた同様に複雑となりますが、ステークホルダーにとって、この会計情報は非常に重要な指標となっております。会計監査は、その指標が有用かつ正確なものであるという信頼性を担保し、もって経済活動を支援するための重要な役割を担っているといえるでしょう。

 このような環境下、監査人は、コンプライアンスはもとよりコンフリクトを保持することで監査の品質を向上させることが重要となりますが、その一方で指導性を発揮しないまま、要件を充足するかどうかだけで判断していく監査の傾向が増加していることも懸念しております。なぜなら、粉飾決算等の事案は厳格監査のみによって無くなるものではないと考えるからです。広い見地に立ち、ステークホルダーに対して必要とされる会計情報を開示するということの重要性を、経理に携わる者、そして経営者に対して理解してもらうことが何より重要であると考えております。

 以上の視点に立ち、私共ひなた監査法人は、適正な会計処理や有用な内部統制組織に関わる指導力を発揮し、提供される会計情報の適正性・有益性を担保すべく努力しております。

 当社のメンバーは、監査経験者のみならずコンサルティングや税務実務の従事者、大学等における教職経験者を中心に組織されております。従いまして、狭い視野により矮小な判断をすることなく、広い見地に立ち、合理的な判断のもとで監査を実施して参ります。

ひなた監査法人
代表社員 栗原 猛